フィナステリドの塗り薬で副作用と効果

まず、フィナステリドの主な役割は抜け毛防止です。

他に発毛効果もありますが、本当にゆっくり発毛します。

​

抜け毛は男性ホルモン（テストステロン）が毛根にある酵素5αリラクターゼが結びつくことで脱毛ホルモン（ジヒドロテストステロン）が発生しAGAが発症し抜け毛が増えていきます。

 

フィナステリド成分はジヒドロテストステロンの発生を抑制する成分です。

​フィナステリドを使用することで抜け毛の原因を絶ち抜け毛を防止します。

 

フィナステリドローションにジヒドロテストステロンを抑制する効果があるのかについてですが

ジヒドロテストステロンを抑制する効果はあります。

 

これはスイスの研究グループが発表したフィナステリド内服とローション外用の効果を比較試験結果があります。

​

試験内容

・1週間フィナステリド内服は（1ｍｇ配合）を服用した男性

・1週間フィナステリドローション外用（0.25％）を塗布した男性

この2つの試験内容で頭皮と血清でのジヒドロテストステロン濃度の比較試験をされています。

 

1週間使用した試験結果

頭皮のジヒドロテストステロン濃度試験結果

・ローション-70％　・錠剤-51％　ジヒドロテストステロンの濃度が下がる

​

​血清での​ジヒドロテストステロン濃度試験結果

・ローション-67～80％　・錠剤-51～-76％　ジヒドロテストステロンの濃度が下がる。

​

この試験結果の数値を見ると頭皮も血清も錠剤よりもローションの方がジヒドロテストステロンの濃度の下がっています。

 

試験結果で分かるように

フィナステリドのローションはAGA治療に効果的ということになります。

​

しかも、錠剤よりもローションの方がジヒドロテストステロン濃度が下がっているので錠剤よりもローションの方が効果があるということになります。

​

フィナステリドはローションを使用した方がAGA治療には効果的で副作用のリスクも少ないという結果です。

ローションのデメリットを言えば価格が錠剤と比べ倍近く高いという事です。