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AGA治療薬で効果がある成分と臨床試験結果

■男性型脱毛症(AGA)に有効な成分の推奨度の根拠は

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●AGA治療で貴方は何使う?

AGAでの薄毛や抜け毛が気になった時、いろいろと情報を集めてみたものの情報や育毛剤の数が多すぎて結局どれを使っていいか分らなくて迷うこともあるはずです。

そんな時にはこれ日本皮膚科学会ガイドラインが発表された【男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン】を参考にしましょう。

​こちらにはAGAに有効的な成分を使って短期・長期的に試験を行っている有効的な治療法が評価されています。

■男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン推奨度分類

脱毛症診療ガイドラインではA~Dランクで評価されています。

A:行うよう強くすすめる B:行うようすすめる C1:行ってもよい C2:行わないほうがよい D:行うべきではない

男性型脱毛症(AGA)での推奨度ランク

A評価

フィナステリド(内服)男性用脱毛症・・・A

デュタステリド(内服)男性用脱毛症・・・A

ミノキシジル(外用)男性用脱毛症・・・A

B評価

自毛植毛術・・・B

アデノシン(外用)・・・B

D評価

ミノキシジル(内服)・・・D
引用先:日本皮膚科学会ガイドライン

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■フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル試験結果

●フィナステリド臨床試験結果

フィナステリド推奨度Aランク行うよう強く勧める

男性型脱毛症には強くすすめる。一方で女性型脱毛症には行うべきではない

日本国内での臨床試験では、414名の日本人男性を対象に試験
・フィナステリド1mg/日(内服)使用試験結果
写真撮影による効果判定で
48週継続で58%軽度改善以上の効果があった
2年から3年継続で軽度改善以上の効果が68%~78%得られた
・別の801名の日本人男性を対象に5年間の内服継続で写真効果において99.4%効果が得られたとあります。

40歳未満の症例・重度の低い症例ではより高い効果を示したとあります。

 

参考➡フィナステリド効果、使用について

●デュタステリド臨床試験結果

デュタステリド推奨度Aランク行うことを強く勧める

デュタステリド(内服)0.5mg/日とフィナステリド(内服)1mgの比較では
デュタステリドの方がわずかながら優れた効果が出たようです。
デュタステリド自体が使用されるようになって年数が浅いのでデータも少ないようです。

その分長期間での効果や副作用については、まだハッキリしてません

 

●ミンキシジル(外用)臨床試験結果

ミノキシジル(外用)推奨度Aランク行うことを強く勧める

・ミノキシジル液(外用)使用試験結果
脱毛部分1㎠内の非軟毛数ベースライン観察期間24週
・1%ミノキシジル液(外用)平均21.2本
・5%ミノキシジル液(外用)平均26.4本
5%ミノキシジル液(外用)が有意に増加
ミノキシジル外用の発毛効果に関して高い水準の効果があるので、
男性は5%ミノキシジルを外用するよう強くすすめるとあります。

ミノキシジルの濃度が高ければ更に効果がアップされることが予測されます。

​また大正製薬の報告によると、ミノキシジルの1年間の外用試験では78%の人に中程度以上の改善

20%の人に軽度の改善が認められましたということです。

1日に2回頭皮に塗る外用薬として使用する場合はほとんど副作用がないようです。

 

参考➡ミノキシジル効果と使用について

 

●ミノキシジル(内服)推奨度Dランク行うべきではない

ミノキシジル内服に関しての有用性に関して臨床試験は実施されていない
男性型脱毛症の薬として日本では認可されていない、それにもかかわらず医師が安易に処方したり、一般人が個人輸入で入手し服用していることから医薬品医療機器等法の観点から問題視されている

 

■AGAをもっと知るためのAGAについての詳細記事

AGAの原因と発症の流れ

 

AGAは治療をしても完治しない!?

 

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